まさか私が不妊だなんて

30歳フリーライター。28歳から始めた妊活〜顕微授精までの記録。不妊で悩む、誰かのためになればいいな。

30歳からの体外受精

東京に住みはじめて12年。

結婚はしたけれど、別にいますぐ子どもが欲しいなどとは考えていませんでした。

 

いつかは欲しい。

 

でも、そのいつかになったとき、自分の年齢が35歳になっていたら?

 

いつまでも不毛な自己タイミングを続けて、気づいたらリスクの高い年齢になっていたら?

 

 

どの先生も、焦る必要はないというけれど、

30歳は、いろんな意味で焦らなければいけないのではないか。

 

将来設計を考えたとき、治療を進めるならいまなのではないか。

 

ヤバイと気づいたときでは遅い。

 

 

これが、私が「焦らなくてもいい」と言われながら、体外受精にステップアップをした理由でした。

 

 

もちろん、精液検査含め、もろもろの検査結果になんの異常もなければ、こんな決断はしていなかっただろうと思います。

 

 

それに、体外受精をすればすぐ授かれる。

 

そんな風にも考えていたのです。

 

 

まぁこの考えが甘かったのですが...。

 

 

 

転院するときは、すぐに体外受精などとはかんがえていませんでした。

知り合いが人工授精で成功したというS産婦人科は、家からもバスですぐだし。

恵比寿のクリニックよりはいろいろ都合がいいかな、くらいで選んだのですが。。

 

 

いざ体外受精をするとなると、本当にここのクリニックでいいのか?と思いはじめました。

 

ネットで口コミなどを検索すると、まぁ悪くはないけどよくもない...といった程度。

 

S産婦人科は成功率などを公表していないので、どの程度の実績なのかわからず。

 

有名な不妊治療のクリニックではあるけれど。。

 

 

どうしたものか。

 

 

ですが、まぁまた転院するのは億劫だし、このままでも問題ないか。

 

と少々楽観的な気持ちで、体外受精を進めることにしました。

 

 

 

 

わたしが体外受精に向けて準備をしているそのころ、わたしが誘って一緒に不妊治療を始めた友人も恵比寿のクリニックから転院をすることに。

 

どこがいいかと悩んでいたのですが、その当時わたしが知り合いから勧められていた新宿アートクリニックを紹介してみました。

 

友人なりにいろいろ調べた結果、ここがいいとのことで即決定。

 

新宿アートクリニックは、良質な卵子を得るために1〜2ヶ月のお休み期間を設けているということは、ネットの情報で知っていました。

 

わたしも新宿アートクリニックに転院するか少し迷ったのですが、おやすみ期間がもったいないなと思ったのと、先ほども述べたように再度転院するのが億劫。

 

との理由で選択しなかったのです。

 

 

しかし数ヶ月後には、この選択をとても後悔することになるのでした。