まさか私が不妊だなんて

30歳フリーライター。28歳から始めた妊活〜顕微授精までの記録。不妊で悩む、誰かのためになればいいな。

体外受精説明会と弟の妊娠報告

土曜に行われた体外受精の説明会には、広い会場がパンパンになるほどの夫婦が参加していました。

 

年齢はやはり高め。

 

しかし驚いたのが、積極的に質問をしているのが男性ばかりということ!

専門用語を交えつつしっかりと質問をしていて肝心。。

 

うちのはというと、横で目がハテナになっていました。

挙げ句の果てに「俺ができる治療ってないの?」と。

体外受精はその段階の話じゃないから_| ̄|○

 

 

ちなみに、正常形態率を改善する治療って、今の所ないみたいですね。

 

 

そんなこんなで説明会終了。

採卵方法などを具体的に説明され、想像力が人よりも長けている私はぐっったり。

 

あれをやんのか。。

怖すぎる。

 

ため息は出るわ具合は悪くなるわ。

新宿の人混みを夫と歩いていると。

 

弟からラインにメッセージが。

 

 

「妊娠しました。まだ安定期じゃないから内緒で」

 

 

 

弟よ。。。タイミングよ。

 

 

弟は1年前くらいに入籍をして、半年前に式をしたばかり。

たぶん、妊活始めてすぐ授かったんだろうなーと。

 

弟も義妹も大好きだけど、おめでたくて嬉しいけど。。

 

涙が溢れそう。

 

でも夫に悟られたら余計な心配をさせてしまう。

必死に目を開いたり上を向いたりして堪えました。

 

 

 

わたしたちは2人きょうだいで。

3個下の弟は、いつもわたしの後でした。

当然だけど。

いつもわたしの方が先でした。

何をするにも。

 

順番なんて、くだらないけど。

そんなのどうでもいいはずだけど。

 

両親が最初に抱く孫は、自分の子供であって欲しかった。

 

それは姉にしかわからない、小さなわがままなんだと思います。

 

 

 

 

わたしたちはこれから、辛い治療が待っているのに。

 

 

 

 

 

でもこのとき、正直な気持ちを伝えられなかったら、もっと辛かったと思いました。

 

わたしはすぐに弟に、

おめでとう。だけど、いまちょうど体外受精の説明会行ってきてメンタルやられたわ(笑)。

と返しました。

不妊治療のことはやんわりと話していたので。

 

弟は、タイミング悪くてごめんといいつつも、

原因は旦那じゃん。旦那がぜんぶ悪いじゃん(笑)。

と家族の間でもいじられキャラの夫をいじり、わたしを笑わせてくれました。

(もちろん本心じゃないよ)

 

 

わたしはこのときほど、うちらがきょうだいでよかったと、思ったことはありませんでした。

 

普段憎まれ口しか叩かないけど、なんだかんだで飲み行ったりする弟だから

わたしのことはよくわかってるんだろうなあ。

 

 

ありがとう、弟よ。

義妹よ、元気な子供を産んでよね。